容器と蓋一体の紙容器
(画像は公式サイトより引用)
日本マクドナルドは、現在「マックフルーリー」の容器に使用されているバージンプラスチック製の蓋から、容器と蓋が一体となった紙製の新容器に刷新した。さらに、付属のスプーンについても木製に変更し、容器と併せて12月上旬から提供開始している。
同社は「2025年末までに、お客様提供用の包装容器類を、再生可能な素材、リサイクル素材または認証された素材に変更」というコミットメントを掲げている。今回のパッケージ変更は、地球環境に配慮したサステナブルな社会を目指した取り組みの一つだ。
今回の新容器は容器と蓋を一体化したことで、プラスチックを使用しない紙製容器を実現した。さらに、11月下旬から「マックフィズ」「マックフロート」などに使用されているコールドドリンク用プラスチックカップおよび蓋の素材を、バージンプラスチックからバイオマスPPおよびリサイクルPETに変更している。環境に配慮した素材を使用しながらも、見た目や飲み心地は従来と変わらずに商品を楽しめるという。
すでに、22年10月からストロー、スプーン、フォーク、ナイフ、マドラーを、23年12月からサイドサラダ容器に環境配慮した素材を採用している。同社は今後もさらなるサステナブル素材化を推進する考えだ。
(包装タイムス2024年12月9日より引用)