Report

特集記事

高級感のあるテクスチャが特徴

(画像は公式サイトより引用)

特殊東海製紙は、同社のパッケージシリーズ「TT-PACKAGE FORM」のラインアップに紙製自立袋「EPスタンドパック」を追加し、同社ECサイトでテスト販売を開始した。

現在市販されている紙製スタンドパックには、晒や未晒のクラフト紙が多く使用されているが、同製品はファンシーペーパーを使用し、高級感を持つ特有のテクスチャを持つ。アルミ蒸着フィルムと張り合わせ高いバリア性を付与しているが、容器包装リサイクル法上の紙マークを付けることができる。

サイズは、幅120×高さ200×マチ27㎜(外寸の参考値)。チャック付きで、本体の素材構成は紙・アルミ蒸着PET・LLDPE、底材は透明蒸着PET・LLDPE。本体に風合いの異なる3種類のファンシーパー(白・茶)を使用している。テスト販売の受注単位は10枚から(各種300枚限定)。量産販売は受注生産で対応する。

FPスタンドパックには、CMYK4食でのデジタル印刷(製袋後)か、フレキソ印刷(印刷後に製袋加工を行う)を施すことも可能。「TT-PACKAGE」は、同社のパッケージブランドの総称で、意匠や機能を持つ紙素材「MATERIAL]と箱・トレー・袋に加工した「FORM」にさまざまなアイテムがラインアップされている。

 

(包装タイムス2025年3月24日より引用)

More Archives

プラスチックトレーを廃止

#374 特集記事 2025.04.02

プラスチックトレーを廃止

‟見えないコスト”に対応

#372 特集記事 2025.03.25

‟見えないコスト”に対応