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ラベル台紙をマテリアルリサイクル

(画像は公式サイトより引用)

ロッテは、「キシリトールガム ファミリーボトル」などに使われるラベル台紙のマテリアルリサイクルを実施している。

国内の古紙回収率は、81.6%と高く、回収された古紙は、段ボールにリサイクルされるほか、石膏ボードの原料や古紙原料として海外輸出されるなど、種類や品質に合わせた利用方法が確立されている。

一方で、一部の紙廃棄物はリサイクル原料としては適切でない禁忌品として扱われ、再生パルプとして再利用されず焼却処分される。ラベル台紙は、粘着部材等の混入リスクにより禁忌品として扱われることも多く、これまで同社でも産業廃棄物として分別収集された古紙およびプラスチックを主原料とする固形燃料RPF(Refuse Paper & Plastic Fuel)としてサーマルリサイクルを行っていた。

今回森林資源の持続的可能な調達やCo2削減等の環境負荷低減に寄与するため、ラベル循環協会の支援を受け、ラベル台紙を新たな製品の原材料として再利用するマテリアルリサイクルに切り替えた。「古紙資源として扱われてこなかったラベル台紙」の適正な回収と処理により、資源循環させるための仕組みを構築している。

同社はこれまでも、浦和工場で排出された段ボール古紙のクローズドリサイクルに実施や中学校および高校にリサイクル回収箱を設置し消費者の紙製容器包装のリサイクル意識を高める取り組みを実施してきた。

 

(包装タイムス2024年11月4日より引用)

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