Idea Meeting

考動会議

井澤徳情報番組【考動ボックス第7話】~時代に流されない価値を創造するには~

包装資材の商社である、株式会社井澤徳がお届けする情報番組「考動ボックス」。
ゲストの方をお招きしてテーマに沿って議論をし、様々な意見や考え方を伺います。
その第7回目は、「時代に流されない価値を創造するには」

「デザイン経営」という言葉をご存知でしょうか?
2018年5月、経済産業省と特許庁は「デザイン経営宣言」という報告書を打ち出しました。
「デザイン経営」とは、デザイン的な思考を経営に活用し、企業のブランド力やイノベーション力を向上することで、
国際的な競争力を高めていこうという考え方です。
コスト削減や販売単価を下げることなく、自社の価値を創造していくにはどのような思考や工夫が必要でしょうか。
今回は「デザイン経営」の基礎的な考え方や、これからの時代に求められる価値創造について、お話いただきます。

▼ゲスト
・株式会社スマイルマーケティング 高橋様
株式会社スマイルマーケティングを設立し、企業、行政、大学等で
年間100本以上の講演や研修に登壇。
https://www.smile-mk.com/

・ストライプコンサルティング&コーチング 嶋田様
ストライプコンサルティング&コーチング代表。
テクノロジーを活かした事業推進などの活動を行っている。
https://www.facebook.com/munetaka.shimada

・株式会社ランデザイン 浪本様
株式会社ランデザイン代表。
企業や商品のブランディングに関わるデザインを手がけ、企業のクリエイティブ顧問としても活動している。
https://www.langdesign.jp/

 

※一部抜粋

 

司会:デザイン経営について分かりやすく教えていただけますでしょうか?

浪本様:多くの方はデザインと聞くと装飾とかカッコ良くするという風に捉えられているかと思いますが、実際にデザイナーが仕事をする時に、「課題についてはどういう問題があるのか」「どうすればいい結果が出るのか」ということをかなり考えた結果としてデザインをする。デザインは設計という風に考えた方が分かりやすい。経営をどういう風に計画するのかクリエイティブな考え方と、経営を組み合わせて、新しい価値を作っていこうという取り組みを指します。

司会:デザイン経営を考える時の3つのキーワード「ビジネス・テクノロジー・デザイン」について

高橋様:マーケティング(ビジネス)だけでは解決できない問題があるなと思った時に、デジタル(テクノロジー)も使わないとダメだと言われてきて、その後、クリエイティブも大事という話が順番に出来てきた。順番にやるより同時にやろう、「BTC」というキーワードに出会った時「これだ!」と腑に落ちた。

司会:デザイン経営をしていくにあたって「ビジネス・テクノロジー・デザイン」は、必須になってくるのでしょうか?

嶋田様:必須ということではなく、考える観点として、今一番求められていて、分かりやすいのではないか?と言われています。