Case Study

事例紹介

粘着力の弱いテープの実用性

バイク便などの配送業や、機器の保管からキッティング・設置・廃材処分までをワンストップで行うロジスティック
サービスなど、多岐に渡る事業を行う株式会社ハニー・ビー。
葬儀や法事・法要の際に祭壇の近くにお供えされる盛籠を作り、葬儀会社に納品する事業も行っています。
※盛籠(もりかご)とは食品などを籠に盛り、造花で周りを飾ったお供え物のこと。
盛篭を作る時に使うテープを井澤徳は納品しています。

需要は粘着力の弱いテープ

盛籠の商品と商品を止める際に使用しているテープの粘着力が強かったので、粘着力が弱いテープを探していました。
以前使用していたセロハンテープは粘着力が強く、紙製品同士を止める際には不向き。
なぜなら、葬儀の最後に盛籠の商品を分ける時、テープで止めていた商品の箱が剥がれてしまう可能性があるからです。
そこで、箱が剥がれない粘着力が弱いテープが必要になり、井澤徳に依頼しました。

テープの選定

粘着力が弱いテープを探し、各テープメーカーに問い合わせしましたが、なかなか見つからず尽力しました。
粘着力の強いものやマスキングテープなどはありますが、粘着力が弱く透明なテープとなると商品自体が少ないのです。
何とか諸条件に合うテープが見つかり、一度使ってみるとちょうどいい粘着力でした。

使用箇所での使い分け

現在は、ナイロンや重いものを止める時は今までの粘着力が強いテープを使い、紙類を止める時は新しい粘着力の弱い
テープを使用し、使い分けをしています。
テープは使用用途によって適切なものを使い分けると、それぞれの特性を活かすことができます。
貼ったものが剥がれないように粘着力の強いテープを求めることが多いですが、今回は粘着力の弱さを生かした事例と
なっております。

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http://8282.jp/