
麦芽の粕利用し再生紙に
(画像は公式サイトより引用)
大阪シーリング印刷は、オリオンビールと共同で、ビールの麦芽粕をアップサイクルした再生紙を開発した。
今回開発した再生紙は、オリオンビールの醸造過程で発生する麦芽粕を紙の原材料の一部に置き換え、山陽製紙の協力を得て実現した物。OSPは再生紙を活用して名刺を制作し、オリオンビールへ販売。その売上金の一部を、子どもたちの学習支援や地域交流の場提供している「さくら教室(旧名:護こども食堂」へ寄付する。
またオリオングループは、自社の麦芽粕を使用した名刺を「サステナビリティの理念を伝えるツール」として活用していく。こうした廃棄物を有効活用した環境循環負荷軽減と子どもたちを支援することで地域にも貢献する取り組みとして注目を集めそうだ。
(包装タイムス2025年4月21日より引用)