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包装機使わず簡単作業

(画像は公式サイトより引用)

精工は、包装機を使わずキャベツ2分の1カットを手早く簡単に包装できる「背貼りサイドガゼット袋」を営業提案している。現在、期間限定「試して納得キャンペーン」を展開中で、問い合わせも多く寄せられるなど好評を得ているという。「キャベツのラップ巻きはコツが必要で新人さんには難しいとされている。背貼りサイドガゼット袋を使えば‟ガバッ”と開いて‟サッ”と詰めるだけ。誰でも簡単、新人さんも楽に作業できる」としており、キャンペーンを通じ製品特徴をPRしていく考え。

同社が受信登録者向けに定期配信する「SEIKOU Online News」の最新号で紹介するのが背貼りサイドガゼット袋のキャンペーン。製品の形状は背貼り袋(合掌袋)の両サイドにガゼット(マチ)を設けている袋なので袋の口が大きく開き、詰めるの作業がスムーズなのが最大の特徴。このため、‟ラッパー機”やピロー包装機などを使わなくてもキャベツ2分の1カットサイズの封入作業など、フィルムに突っかかって詰めづらい青果物の包装時に効果を発揮するという。

「キャベツ2分の1カットはスーパーマーケットやパックセンターでのラップ包装が一般的。しかし、ラップをきれいに巻きスピーディーに包装することは、作業に熟練が求められ、ラッパー機を使うにしても機械の設置場所など課題も多い。背貼りサイドガゼット袋は袋の口が大きく開くのでスッとキャベツを入れるだけで美しく包装でき、誰でも簡単に使いこなせるので新人さんや他部門のスタッフさんでも即戦力として包装作業に参加できるのでは」と同社はしている。

1911年(明治44年)の創業以来、‟新鮮と安心を包む”を基本理念に、同社はフィルム2次加工メーカーとして‟環境にやさしい安全な包装資材を提供する”ことに注力しており、「くるりんぱシート」「薄包」など多くの製品が評価を得ている。

 

(包装タイムス2025年6月2日より引用)

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