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電卓のパッケージを紙に刷新

(画像は公式サイトより引用)

カシオ計算機は、国内販売する電卓のパッケージをプラスチックから紙に刷新した。また、紙の取扱説明書を廃止することで、紙の使用量も4分の1に削減した。

同商品は、一般電卓や関数電卓のパッケージをプラスチックから紙素材に変更。これにより、すでに紙パッケージを導入している海外ち合わせ、年間約340tのプラスチック使用量の削減を実現した。また、外箱に実寸サイズの製品画像を印刷し、デザインやサイズ感を分かりやすくしているという。

同梱している従来の4分の1サイズの紙には、保証書と注意事項、二次元コードを読み込むことで、操作説明やアフターサービスに関する情報を確認できる。

同社は、SDGsの取り組みとして、時計製品でのバイオマスプラスチック素材の採用や、カートリッジのプラスチックごみを削減できるラベルライタ-の販売、ウォッチシリーズ「CASIO Collection」のパッケージをプラスチックから紙に変更するなど、環境に配慮した施策を進めている。

今後も「製品や梱包などにおいて環境負荷低減につながる取り組みを進め、資源循環型社会の実現に貢献する」としている。

(包装タイムス2023年7月10日より引用)