
オンデマンド感覚の型抜
(画像は公式サイトより引用)
ウチダテクノは紙枚数計数機や穿孔機などの販売で印刷・製本業界では従来から知名度の高い企業だ。その同社が近年力を入れているのが、主にオンデマンド機で出力された印刷物を加工する機器、トムソン型抜機(ダイカッター)「Aero Die Cut」もその一つ。
型抜機には長い歴史があるが、多くは大型機械で操作には熟練が求められる。そこで同社は少量・多ロット、個人向けの製品への需要の高まりから、オンデマンド機の延長線上の感覚だ。
オプションのセパレーター(むしり装置)を装置すれば、工数の掛かる作業も大幅に省力化することができる。発売等当初は推し活ブームの多高まりから缶バッジ用素材などの形状が多く見られたが、ユーザーの認知度が高まる中、その用途での活用が多岐に広がっている。
同社では機器の販売だけではなく、新たな商機を創出するアプリケーションの提案も積極的に行っている。その事例の一つが、普通のカードケースや名刺ケースに、小窓やスリットを設けて、中身や残量の確認ができるアプリケーションを提案したところ、最終ユーザーから高い評価を得た。簡単かつ安価に修正が効く同機ならではの活用法だ。
ダイカッタ―の活用効果は、木型の設計や組立精度で大きく変化する。そこで同社は豊富な技術と経験をもっている木型メーカーと協力して顧客に対応している。
(包装タイムス2026年1月12日より引用)