”次世代型緩衝材”が好調 ~新たな分野での導入~
(画像は公式サイトより引用)
酒井化学工業が手掛ける次世代型緩衝材パット「ミナフィット」が好調だ。累計枚数100万枚を突破するほか、リユース業界や鉄道模型型業界など新たな分野での導入が相次いでおり、作業時間の短縮やコスト削減など大きな成果を生み出している。
ミナフィットは、伸びるポリエチレンフィルムと段ボールの台紙が一体化した梱包用に最適な緩衝材パットだ。道具不要で簡単に梱包が可能。フィルムにはバイオマス原料を使用しており、CO2排出量削減にも貢献する。
IT資産のリユース・リサイクル事業がメインの日本システムケアは、パソコンの梱包資材にミナフィットを導入した。これにより、約1分45秒かかっていた作業時間を約25秒い短縮。さらにパソコンごとにその都度変更していた包装仕様を統一化したことで、大幅な作業改善を実現し、最大75%の作業時間短縮の成果を生み出している。
また鉄道模型型の製造販売を行う関水金属もミナフィット導入を機に、大幅な作業時間短縮を実現した。模型1個に対し、約80秒必要だった包装時間を平均20.5秒に短縮。ミナフィットを使うことで、大きさや形の違う模型であってもはさみやステープルを使わず、簡単かつ安定した梱包を実現している。
(包装タイムス2023年4月24日より引用)