
日本最適化パレットシャトル
(画像は公式サイトより引用)
HOUSEIは、「スマート倉庫システム」において、日本市場に最適化した4方向パレットシャトル「OmniXuttle(オムニシャトル)の提供を開始した。倉庫効率が最大2.5倍に向上し、DXを促進する。
オムニシャトルは、4方向自在走行により、高密度保管と効率的な入出庫を実現。垂直搬送機と併用することで、階層間移動も可能となる。
従来のクレーン型ロボットで荷物の保管などを行う方式と比較して、容積効率が1.5~2.5倍に上昇した。最大積載量は4t。
JIS準拠サイズを含むパレットサイズ(0.6~3m/0.8~3.6m)に適応する。また氷点下25~45度の温度環境に対応し、冷凍倉庫や多湿環境などで幅広く活用することができる。
EC市場の急速な成長や人手不足を背景に物流現場では「より早く、より正確に、より効率的に」貨物を取り扱うことが求められていることが、同機の開発に至った経緯だ。
同社は今後、物流DXを加速させるパートナーシップを強化し、日本市場向けの製品開発、導入支援に加え、プロジェクトマネジメントやコンサルティングを含むトータルソリューションを展開していくとした。
(包装タイムス2025年9月16日より引用)