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厚みスリムで減プラ

(画像は公式サイトより引用)

精工が提案する「薄包(はくほう)」シリーズが話題を博している。フィルム厚35㎛のOPP防曇フィルムを使い製品化した規格品。一般的なスタンドパックなどで使うフィルム厚に比べ肉厚化にを実現し、プラスチック使用量および二酸化炭素排出量の低減に寄与する。環境配慮を具現化したいとの要望に応える製品として今後も受注量を伸ばすものと注目されている。

スーパーなどの小売店頭で成果物のまとめ売りなどにスタンドパックが数多く使用されている。トマト、りんごなどを透明なプラスチックフィルム製のスタンドパックで包み、青果売り場でまとめ売りのスタイルが人気だ。

用途にもよるが青果物などは重量もあって使用するフィルム厚は40㎛以上のものが多く使われている。同社が提案する「薄包」は、それよりわずかに薄いフィルム厚35㎛のOPP防曇フィルム。“減プラスチックに貢献したい”といった要望に応え農産物包材で実績の高い同社が提案するもの。「厚みがちょっとスリムで減プラ」「コストもやさしい」として規格品をそろえた。

「チャック付きスタンドパック」には、ミディトマト300gに最適な有孔袋なども用意している。また、りんごなど大きめの果物や野菜もきれいに陳列できる横型無地の「スタンドパック」などもそろえている。

 

(包装タイムス2024年6月3日より引用)