(画像は公式サイトより引用)
東洋紡はこのほど、同社の二軸延伸ポリエステルシーラントフィルム「オリエステル」が、資生堂の「UL ファーミング エクスプレス アイマスク」の紙包材の一部に採用されたと発表した。内容物の有効成分などが袋内に吸着するのを抑制する機能や、紙との貼り合わせを可能にする環境適性などが評価された。
「オリエステル」は同社独自の製膜技術により、二軸延伸ポリエステルフィルムでありながらシール性能を兼ね備えるのが特長。強度や耐熱性に優れるポリエステルの特性に加え、シーラントとして一般的なCPPやLLDPEの代替が可能なシール性能を持つため、オリエステル単体で袋内面の基材層兼シール層として使用できる。これにより、包材のプラスチック使用量の削減に貢献するとともに、今回のように紙と貼り合わせて使用する場合、包材全体のプラスチック比率を下げられるため、紙マーク認定基準を満たすことが容易になるのも特長だ。
また、ポリエステル素材の特性として、一般的なCPPやLLDPEよりも内容物の吸着を抑制する性能が高いため、包装袋内面用フィルムとして使用する場合、美容成分の濃度変化を抑えるなど品質維持にも寄与する。これらの環境適性および機能が評価され、今回の採用に至った。
(包装タイムス2026年6月8日より引用)