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鍋商戦で容器を盛上げ シーンごとに最適な容器を

(画像は公式サイトより引用)

リスパックは、展示商談会「リスパックNEXT」で、鍋の具材の販売やテイクアウト販売などに適したプラ容器を多数出展した。ぐるなびが毎年実施するキャンペーン用容器として位置付ける。小売店は、いずれかの容器を使用して鍋を販売することで、商品にトレンド鍋のロゴシールを貼ることが可能。今年の鍋シーズンに向け、自社製容器を多数提案する。

キャンペーンで同社が提案する鍋用容器は、テイクアウト編、デリカ編、生鮮編の3部門に分かれている。テイクアウト編、デリカ編では、内嵌合蓋で液漏れを防ぎ、耐熱PSPで保温・レンジアップも可能な「麺丼2」や、PETボトルなどの飲料容器を横向きに乗せられるへこみがある「テイク丼」などを出展した。テイク丼には大中小の3種類のサイズ展開がある。角容器の底と蓋のくぼみ部分の大きさが統一されており、どのサイズ同士でも段積みが可能。これにより、辛い鍋とご飯を大小の容器に入れて積み重ねるような使い方ができる。

生鮮編では、2種類の具材用容器を展開。生鮮食品の新しい売り方として、展示会でも注目された。「アソートケース」は、弱い力でも嵌めやすく外れにくい、生鮮用容器。嵌合音が大きく、作業場でも嵌まったことが分かりやすい。搬送時の積載効率が良い寸法にもなっている。「アールケース」は、中皿として汎用トレーを入れることができ、容器内での肉と野菜の接触を避けられる。野菜は業者が事前に、肉や魚は各販売店舗で入れることで、店舗の個性を出すような使い方もできる。蓋は湾曲しているが、段積みも可能。見栄えが良く、商品価値を高める効果が期待できる。

「トレンド鍋」は、毎年ビッグデータの分析結果をもとに予測される。今年のテーマは、昨今のレトロブームを取り入れた「平成リバイバル鍋」。鍋の季節に合わせ、これまでにない鍋専用容器の拡販を進める。

包装タイムス2022年11月7日引用