自社EC発送資材として活用 クローズドリサイクルの紙製品
(画像は公式サイトより引用)
シモジマは、自社で発生した使用済み段ボールのクローズドリサイクルを推進している。このほど、同取り組みで採用品化された紙袋およびダンボールを、自社ECサイト「シモジマオンラインショップ」から商品を発送する際に活用する旨を発表した。11月から導入予定。
同取り組みでは、シモジマオフィスや都内店舗、物流拠点などで発生した使用済み段ボールを、丸紅ペーパーリサイクルが回収。原紙製造メーカーである興亜工業が古紙100%の再生紙を生産する。丸紅フォレストリンクスより原紙の供給を受けたヘイコーパックが紙袋に、段ボールメーカーが段ボールに加工する。
再生原紙の元となる使用済み段ボールは、シモジマ本社、都内直営店舗、物優拠点の合計7拠点から回収される。今年4月から8月の回収量は約94トンだった。
再商品化した宅配袋は、幅260×マチ80高さ320+ベロ50㍉のワンサイズ。段ボールは、現在使用している30以上の規格を順次切り替え、最終的には全てクローズドリサイクルされたものに変更する予定だ。宅配袋およびダンボールの裏面にはクローズドリサイクルの概要をデザインし、同社の取り組みを紹介している。
包装タイムス2022年10月24日引用