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梱包の悩みを軽減 新設計のエアー緩衝材を提案

(画像は公式サイトより引用)

図書印刷は、独自構造のエアー緩衝材「エアーラップ」の販売を行っている。同製品は、ニチワが開発した緩衝材システム。使い方は、ピッキング後の商品にエアーラップをかぶせ、封函後に小口からエアーコンプレッサーで空気を注入し、内容物を面で押さえることで梱包が完了する。ピロー型緩衝材の様に、緩衝材と商品に隙間が生じることがなく、安定した梱包が実現する。

また、内容物に応じて多様な緩衝材を詰める作業が不要なため、梱包資材の集約化と管理の負担軽減、梱包作業の大幅な効率化が可能となる。空気注入口が逆止弁の構造になっているため、輸送中に空気が抜けることもない。空気注入用の開口部を設けた専用段ボール箱(別売り)も用意されている。

サイズは3種類が用意されており、材質は、バイオマス素材を25%以上配合した厚さ40マイクロメートルのLLDPE(低密度ポリエチレン)。

同社は2021年4月、提案型の商材を取り扱う事を目的として「特販セールスグループ」を発足。その第一弾として同10月よりエアーラップの発売を開始した。同社の沼津工場に設備を導入し製造を行っている。これまでに機械部品の輸出梱包や書籍の発送などで実績を得ており、梱包の作業時間が半減した成果が出ているという。

包装タイムス2023年1月1日・2日引用

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