環境対応ポリ袋のラインアップ強化
(画像は公式サイトより引用)
ポリ袋の企画・販売を行うハウスホールドジャパンは、あらゆる社会課題に対応するニーズを汲み取ったポリ袋の開発を続けてきた。現在は、環境対応製品のラインアップ強化に取り組んでいる。
小売りや飲食、ホテルなどで資材の環境対応製品への切り替え検討が増えつつあるという。同社は、それらの業態へ主にごみ袋などを提供しており、再生原料使用のみをまとめたカタログを製作した。グリーン購入法適合品やエコマーク表示品、パッケージ自体のプラ使用量を削減した商品など、あらゆる規格・サイズにおいて展開を広げており、今後も強化を続けるという。
また、7月にメプラ開催の見本市に出展した同社は、家庭用品として「湯煎できるポリ袋」や圧力を分散しやすい形状にシールし、破裂しにくくした「食品用キッチンポリ袋」などを展示。
産業向けアイテム以外でも環境問題に取り組む一方で、生活の質を高める商品展開を続けるという方針もあり、使いやすさを損なわない提案を行っている。
展示会担当者は、ポリ袋が小分けに包装することで食品ロスを減らすことに役立つとした上で、食材の価格上昇や時短調理の人気の高まりなどの社会課題にも着目し「量目の多さや使い勝手の良さでプラスαのメリットを感じてほしい」とアピールした。
(包装タイムス2023年8月7日より引用)