環境保護へ包材変更
(画像は公式サイトより引用)
生活協同組合連同会 コープ自然派事業連合は、商品の包材に関して三つの新たな取り組みを開始した。包材の変更などを通じて、プラスチック使用料の削減につなげている。
一つ目の取り組みとして、卵パックのモールドパック化を行った。これより、コープ自然派で取り扱っている平飼い卵とオーガニック卵の脱プラスチックを実現。プラスチック使用量を年間約7t削減する見込みだ。
二つ目の取り組みとして、ミーツキットの食材トレーのマテリアルリサイクルを実施している。使用後のトレーを回収し、リサイクル施設で再加工される。トレーtoトレーの水平リサイクルとなっており、使用したトレー全て回収することができれば、年間約41tのプラスチックを削減できる。
三つ目の取り組みは豆腐の包材変更だ。「自然派Style国産有機豆腐」の従来の包装は、二つの容器をプラスチックフィルムで包んでいた。今回、容器の形状を変更することでフィルムを廃止。年間約409㎏のプラスチック使用量を削減した。
同連合は「2030年ビジョン」を策定しており、その中で、未来の環境負荷を減らすことを掲げている。30年にプラスチック使用量を20年度比で50%削減することを目標に、今後も活動を続けていく。
(包装タイムス2024年8月5日より引用)