狭い場所での梱包作業に ~持ち運びやすい緩衝材ホルダー~
画像は公式サイトより引用)
もりや産業は、このほど「どこでもディスペンサー」を発売した。紙緩衝材などを差し込んで使う縦置き対応のホルダーで、その名の通り、どこでも使いやすい特長が、現場の課題解決サポートする。
同製品は、ボーガスペーパーなどの紙緩衝材ロールだけでなく、ポリシートやキッチンペーパーなど、直径260㎜以内のあらゆるロール品に対応。多くのディスペンサーが卓上横置き型やスタンドタイプであるのに対し、同製品は台座や机などに取り付けて使用する縦置きタイプとなっている。
特に物流倉庫内などにおける緩衝材を詰める梱包の現場では、作業スペースが限られており、こうした声から開発された同製品は「作業の邪魔になりにくい」、クランプで挟むことができるテーブルであれば「どこでも設置ができる・持ち運びができる」など、あらゆる特長を縦置き以外にも持つ。
本体重量は約2㎏。シンプルかつコンパクトな設計で特殊な工具などは必要ない。そのため、簡単に持ち運びができ、取り付け場所の変更も容易だ。また、資材をカットするためのカッターなどの刃物は付いておらず、けがと異物混入を防ぎ、安全に使用できるようになっている。
作業スペースが限られた現場や、梱包だけでない複数用途で使う現場などで、ストレスのより少ない作業実現に貢献しそうだ。
(包装タイムス2024年7月29日より引用)