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正方形の刃型で長方形にも

(画像は公式サイトより引用)

ソルテック工業は、例えば正方形に抜ける形状のフレキシブルダイ(刃型)一つで、マグネットシリンダーの回転速度を変えることにより、四角い形状の上辺・下辺はそのままに、両辺の長さを変えて抜ける斬新なダイカッタ―「ソルスク(ソルテックスクエアカッター)」を開発し、特許として出願した。

「ソルスク」は、等速回転するアンビロールに対して、マグネットシリンダーの回転速度を落とすことにより、正方形の刃型で長方形の抜きができる。しかも、マグネットシリンダーの回転速度を落とすことにより、あたかもまな板の上で包丁の刃先を滑らせるかのような物理的な特長が備わり、軽い力で断面をきれいに切り取ることができる。また、マグネットシリンダーの回転を上げると、両辺が上辺・下辺より短い長方形の抜き加工ができる。さらに「ソルスク」の特長は、刃型の隙間(いわゆるドブ)のところで、マグネットシリンダーの回転速度がアンビロールと等速になり、ドブの感覚は常に3㎜で固定。刃型は他面付けや角Rにも対応する。

今回開発した「ソルスクSOL-120」は、用紙幅が最大112㎜のラベルプリンター(EPSON「CW-B8020」)の仕様に合わせ、マグネットシリンダーの直径は50㎜、ワーク部の幅は120㎜。機械寸法も525㎜(W)×520㎜(D)×1255㎜(H)とコンパクトだが、処理速度は毎分最大30mだ。本体とプリンターとは、ダンサロールを採用することで、電気的な接続は不要。今後、用紙幅は同機の約3倍の「ソルスク」の製作も検討しているという。

「同SOL-120」は、1月末に東京で開催されたコンバーテック/新機能材料展」で公開。刃型の流れ方向を自在に制御するという斬新な構造は来場者の目を引き付けていた。

 

(包装タイムス2026年2月16日より引用)

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