新たな市場への挑戦
(画像は公式サイトより引用)
エブノは今年で創立30年を迎える。ニトリル使い捨て手袋をはじめ、食品関連業界の安全・安心をサポートする製品を安定供給で支持を得てきた。特に「ニトリルトライ」シリーズは、高い強度と伸びを兼ね備えた同社の主力商品。
大手コンビニをはじめ、各フードチェーンで採用されている。最薄タイプの「ニトリルトライエース」は手袋自体の重量が軽く、1箱当たりの入り数を200枚に増やすことで使用後の廃棄物削減に繋がるなど、環境にも配慮している。
同社の安定供給の強みの要因である潤沢な在庫の管理も、近年は送り状システムを切り替えるなどして事務作業を省力化。出荷業務の効率が大幅に向上し、いっそうスムーズな対応を実現した。
一昨年は「医療・介護カタログ」として専用カタログを発行するなど医療業界向けの製品拡充も図るほか、昨秋からは食品加工ユーザーからの声を受け、ウレタンエプロンの販売も開始。顧客の要望にきめ細やかにこたえつつ、新たな市場開拓にも挑戦している。
(包装タイムス2025年1月27日より引用)