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大阪・関西万博に資材提供

(画像は公式サイトより引用)

レンゴーは、2025年日本国際博覧会協会(万博協会)に段ボール製品を提供している。大阪・関西万博では、海洋資源の保全に取り組むNPO法人ゼリ・ジャパン(更家悠介理事長)のパビリオン「ブルーオーシャン・ドーム」に参加し、ドームCを支える紙製資材の提供も行った。5月には、同会場でレンゴーウィークを開催する。

万博協会への提供は、同協会が募集した運営参加に応じたもの。段ボール製のベッドとパーテーションを約630セット、荷物棚としてワンタッチ組み立て什器「ラクッパ」シリーズ約350セットを無償貸与した。

ブルーオーシャン・ドームは「海の蘇生」をテーマに、同社が参画するブルーオーシャン・イニシアチブ(BOI)と連携し、産官学民の協創による取り組みを世界へ発信する。このうちドームCの構造材は紙管で、同社の軽くて強い特殊紙管原紙が使われている。床材やカフェカウンターの化粧板には、グループ企業の丸三製紙が手掛ける古紙を加熱圧縮したボード「MRCB」を提供。前者は段ボールなどの古紙、後者は白板紙などの端材が原料となっている。

同社では、BOIへの参画を機にブルーアクションチームを立ち上げ、海ごみにならない水産資材として、段ボールやセルロース素材などの用途開発を進めている。同会場やバーチャル会場でも、海と水産業の課題への挑戦を紹介。

 

(包装タイムス2025年4月28日より引用)

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