印刷・加飾技術で課題解決 紙製パッケージの構造設計も
(画像は公式サイトより引用)
邨田印刷紙器は、一貫製造による品質管理、優れた印刷・加飾技術や構造設計を生かし、紙製パッケージの課題解決へ導く。
印刷技術では、光源により二つの異なる絵柄に切り替わる「オフセットチェンジング」を提案。レンズフィルムなどを使わず実現し、模倣品対策としても有効といえる。
加飾技術では、光沢とマットのコントラストにより高級感を演出する。低コストの印刷ニスだけで表現する手法から、PETフィルムの上にマットニス施す表面加工の組み合わせまで、予算や品質・効果に応じた8種類の紙器サンプルを展示する予定。また、開封時に青いフィルムが現れる「造防止蒸着紙」の紹介も行う。
構造設計では、化粧箱とPOP台紙を一体化した2種類の紙製パッケージを紹介する。二つ折りの形状の台紙で表示面積を倍増させた「表示スペース拡大台紙」=写真=は、記載内容の増加に対応して添付文書の削減につながり、コスト削減や作業性向上も期待できる。柔らかな曲線のフォルムが特徴的な「クレープ台紙」は、円筒状の商品を台紙で巻き込み、端を差し込み口にセットすれば完成するパッケージだ。
包装タイムス2022年7月11日引用