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包装資材の仕様変更で、環境配慮と作業効率UPへ

(画像は公式サイトより引用)

冷凍パンブランド「Pan&」を販売するスタイルブレッドは、使用する包装資材・緩衝材の切り替えを発表した。リニューアルによって、環境への配慮だけでなく、作業性など働く環境の改善を行っていく。

このほど同社は、段積み時の荷崩れ防止のためのストレッチフィルムを巻く作業はOPPテープを巻く作業に切り替えることで、重量物を持ち上げる時間や作業にかかる時間が大幅に削減でき、注文数が1.5倍にまで伸びた時期でも、従来よりも少ない人数で作業を完了させることができたという。

また、資材の保管場所の圧縮も実現できた。従来、ラインごとにロール巻きの資材を配置していた部分を、エアクッション製造機の導入で大幅に圧縮。さらにこれと同時に「ごみがかさばりにくい」「有害物質が出ない」といった顧客の利便性向上や環境負荷低減の目的も果たしている。

扱う商材が食品であるため品質保護には一層の注意を払う。作業性、環境性、コスト性の前提に製品不良を起こさない事を据え、運送会社などと状況確認を重ねながら総合的に今回の切り替えを進めた。同社は、この前提を崩さずに、今後も環境負荷ができるだけ低い素材の使用も検討していく考えだ。

(包装タイムス2023年6月19日より引用)

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