
冷タオルを社会インフラ化
(画像は公式サイトより引用)
花王は、スキンケアブラント「ビオレ」において、法人向けの暑熱ケア事業に本格参入する。暑熱リスクのある職場に、冷却シート「ビオレ冷タオル」の常備化と積極的な使用を推進し、猛暑時代における暑熱対策に社会インフラ化を目指す。
近年、激しい気候変動により高温多湿化が加速し、暑熱によるトラブルは深刻な社会問題と化している。労働安全衛生法で職場の熱中症対策が義務化されたことから、暑熱対策の重要性は一層高まっている。
同事業は、「ビオレの冷サポート」と称している。企業の福利厚生の一環として、暑熱リスクのある職場環境や災害時の備えとして冷却シートの使用を促進することで、暑熱リスク軽減と快適性向上を図る。
具体的には、建設現場や物流、レジャー施設などの暑熱リスクのある職場を有する企業に、法人向けカタログ企業などを通じて購入してもらい、冷却シートの使用を促進する。
この冷却シート「ビオレ冷タオル」は、乗せる前の肌温度からマイナス3度が1時間続く冷却シート。シートに含まれる冷却水が熱を吸い込み蒸発。気化熱の作用で肌の熱を逃がし続ける。密封パックで3年間の保存が可能で、備蓄品としても適する。
昨年夏には、建設現場にて先行導入を実施している。また空調服との同時使用の検証も行っており、その結果、併用した場合、乗せる前の肌温度からマイナス6度が30分間持続することが確認された。
同社は今後、企業の経営者などに向けて積極的に発信し、導入企業のさらなる拡大を目指す。また、ビオレの冷却サポート事業を通じて、猛暑時における職場での暑熱リスク軽減と快適な就労環境づくりを推進していくとした。
(包装タイムス2026年1月12日より引用)