（画像は公式サイトより引用）

ニッスイは、プラスチック使用量削減の取組みの一環として「海からサラダフレーク　120ｇ・72ｇ」でプラスチックトレーを使用しない包装形態に変更し、東日本エリアで1月22日以降販売している。

同商品は2003年から販売しているロングセラー商品のフレークタイプの風味かまぼこ。従来はトレーにフィルムの上にラベルを貼付していたが、今回ピロータイプのシンプルな包装に変更。プラスチック使用量を「海からサラダフレーク　120ｇ」は45％、「同　72ｇ」は43％削減できるという。同取り組みを他のフレークタイプの風味かまぼこ商品でも推進すると、年間約110tのプラスチック削減を見込むとしている。包材変更により、商品サイズが小さくなったことで、配送用段ボールサイズの縮小や段ボール体積は約45％削減され、輸送車の積載効率の向上やCO2の削減も期待される。

合わせて、今回の包装形態を、新商品パッケージ裏面に同社独自のマーク「みらいの海へ」で表記する。このマークは、21年に消費者と共に環境負荷低減に取り組むことを目的に導入した。今後、他のエリアへの商品切り替えを順次行うとしている。

同社は、長期ビジョン「Good Foods 2030」の達成に向けた‟サステナビリティ経営”の推進において、30年度までにおけるプラスチック使用量を30％削減(15年度比・原単位)することを掲げ、取り組みを進めている。

（包装タイムス2025年2月3日より引用）