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フィルムtoフィルム製品に脚光

(画像は公式サイトより引用)

パンテックが提案する「Filmate(フィルメイト)」が脚光を浴びている。日本国内で排出される使用済みストレッチフィルム由来の再生プラスチック原料を使用したフィルムtoフィルムブランドで再生原料40%使用の「再生ストレッチフィルム」(仕様は15㎛×500㎜×300m)と再生原料60%使用する「再生ポリ袋」(45L、70L、90Lの3サイズ)をラインアップ。「日本のプラスチックリサイクル率の向上並びに最終製品の必要物性に合わせた高品質な再生プラスチック原料の開発・供給などプラスチックのマテリアルリサイクルの高度化に取り組む」と同社では製品周知に注力している。

同製品は、ポストコンシューマー材料由来のバージン原料の使用料を削減し、Co2の排出量を抑制することが評価されている。

リサイクルの流れは日本国内の倉庫や物流センターなどから排出される使用済みストレッチフィルムを回収。その後、国内提携工場で破砕・洗浄し、再生プラスチック原料に加工する。

製品特長は、使用済みフィルム製品に再生する水平リサイクルスキームを実現している点でバージン原料100%で作られた同等製品に比べCo2排出を抑制することが可能。ポストコンシューマー材料由来の再生プラスチック原料を使用し、製品は全てエコマークを取得しているなどが挙げられる。

 

(包装タイムス2024年9月16日より引用)