
テープ+機器で効率化提案
(画像は公式サイトより引用)
ニチバンは、「フードパックテープ長尺タイプ」を中心に展示する。同製品は500m巻きの長尺タイプで、従来の200m巻きが主流だった自動テープ貼り付け機用テープに比べ、効率性を大幅に向上させた。天然素材ゆえに長すぎると製品が変形してしまうといった課題を克服して上市した新製品だ。
自動テープ貼り機で使用する際、テープ交換頻度を約60%削減(200m巻き製品比)することができ、効率化を実現する。また、手作業用に適した50m巻きタイプもラインアップしている。
今回は、包装機の製造・販売を手掛ける小坂研究所と共同で出店する。小坂研究所が製造する、サラダカップや弁当容器などを自動でサイド貼りする。と組み合わせてフードパックテープ長尺タイプを展示。これらをセットで使用することで「生産効率の向上と人手不足の解消」につながる点を訴求し、現場の効率化に貢献するソリューションとして提案する。
さらに、フードパックテープ長尺タイプを含む、同社の主力製品「セロテープ」の環境配慮型製品としてのPRも行う予定だ。セロテープの主原料はセロハン(木材パルプ由来)で、接着剤には天然ゴムなど天然由来の素材が多く用いられている。同社は「セロテープでSDGsに貢献」を掲げ、食品工場向け環境配慮製品として訴求していく。
(包装タイムス2025年2月10日より引用)