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廃材配合パッケージを発売

ザ・パック
廃材配合パッケージを発売
第1弾は卵殻のトレーとフィルム

ザ・パック(大阪市北区、☎06・4967・1221)は、プラスチックパッケージの代替品として、産業廃棄物を配合した環境配慮パッケージ「エコカラ」ブランドの販売を開始した。
これは、資源として循環可能な産業廃棄物を市場から回収し、高濃度にプラスチックと混合させる技術を応用することで、各種パッケージ製品へと生まれ変わらせるもの。
廃棄物の付加価値を高めて再利用する”アップサイクル”の取り組みとして注目を浴びそうだ。
同ブランドの第1弾として、卵殻を配合したバイオマスパッケージ「エコカラトレー」と「エコカラフィルム」を開発した。
卵殻は国内で大量に回収でき、資源としての循環も容易。
その点に着目し、回収された卵殻を使用。
また、顧客から卵殻の指定回収先がある場合は、回収から製品の納品に至るまでのプロセスを含めて企画提案を行う。
エコカラトレーは、冷凍・冷蔵に対応し、再原料化・再商品化も可能、構成によって食品容器としても使える。
エコカラフィルムは、チューブとシートの両形状で提供し、環境負荷の少ないフレキソ印刷が可能だ。
どちらのパッケージも重量比で3%から51%まで卵殻を配合することができ、50%超配合することでプラマーク表示が不要となる。
半透明でナチュラルな風合いの素材感も魅力といえる。
手提げ袋などのフィルム製品、食品トレーなどのシート成形品、および今後はボトルなどのブロー成型品にも幅広く対応し、要望に応じてサイズや配合比率を変えて別注で企画製造するという。
なお”エコカラ”の名称は、環境(エコ)に配慮し、殻(カラ)を中心とした廃材を原料とすることに由来している。
同社では、エコカラを石油資源使用抑制やCO₂排出量低減につながる資源循環型パッケージの戦略的製品と位置付け、テイクアウトやフードデリバリー向けの需要が拡大しているプラスチック食品容器市場をメインターゲットに販売拡大を目指す。
顧客から排出される他の廃材をアップリサイクルした製品開発についても着手している。

 

2022年6月20日包装タイムズ引用

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