
海洋生分解性発泡体を開発
(画像は公式サイトより引用)
積水化成品はバイオマス原料を配合した「RETONA FOAM BIO」の新グレードとして、このほど海洋性分解性発泡体を開発した。漁具用途のほか、抗菌性をいかした食品梱包資材や緩衝材などの幅広い分野で地球環境に貢献できる素材として用途開発と再利用化を進める。
同製品は、同社が長年培ってきたビーズ発泡技術と主原料である酢酸セルロース樹脂の優れた素材特性を融合させた新たなビーズ発泡体。意図せず海洋中に流出した場合でも、海中で分解されるため、マイクロプラスチックとして長期間残留しにくく、海洋環境への負荷低減が期待できるとしている。
また、非発泡樹脂と比べて軽量かつ優れた緩衝性、金型設計に応じて多様な形状に成形可能かつ大量生産に適し、酢酸の効果による高い抗菌性とポリスチレンに比べて優れた耐油性、そしてバイオマス由来という特徴も備えている。
第5サステナブルマテリアル展においては、酢酸セルロース供給元であるダイセルのブースにて出品。今後は海洋生分解性を生かしたフロートやブイといった漁具用途だけでなく、さまざまな特長によって幅広い分野での地球に貢献していく。
(包装タイムス2025年11月24日より引用)