
店頭什器でも存在感発揮
(画像は公式サイトより引用)
レンゴーは、日本プロモーショナル・マーケティング協会(JPM)主催の「JPM インストアマーケティングショー&アワード2024」において、10部門で受賞を果たした。同アワードは、1971年に始まった国内最大のPOPツールコンテスト。同社では「クリエイティブなデザインや提案により、これからも顧客の商品開発、販売促進、イメージアップに貢献していく」とコメントしている。
今回のアワードでは、全33部門中10部門で受賞し、内訳は金賞・銀賞各5点の成果だった。食品部門金賞で、全部門から1点のみ選ばれる審査員特別賞とのダブル受賞に輝いたのは、「リンドールWOW什器」(ユーザーは三菱食品)。スイスのプレミアムチョコレートブランド「Lindt リンドール」の専用什器で、海外製木製什器を紙製で再現。これにより組み立てを簡略化でき、作業時間も大幅に短縮できた。天面に配置した大きな商品ダミーが圧倒的な存在感を放っている。
薬品・医療雑貨部門では、金賞と銀賞の各1点が受賞。金賞を受賞した「アライ エンド展開什器」(大正製薬)は、内臓脂肪減少薬「アライ」の2024年4月新発売時に導入された。‟日本発”のインパクトを最大化させるため、トップボードを前にせり出す仕様にし、中央の宙に浮いたように見える造形物で「先進性」と「登場感」を実現したという。
技術・加工面での創意工夫がされる「スゴ技」部門では、「災害時に活用できるトランスフォーム販促什器」(花王グループカスタマーマーケティング)が金賞を受賞した。
普段は商品陳列台として使用でき、災害時には椅子に活用できる「災害時対応販促物」として考案された。
(包装タイムス2025年2月10日より引用)