
分離型コンテナバッグを提案
(画像は公式サイトより引用)
小泉製麻が昨年10月に試験的に販売を開始した分離型コンテナバッグ「ベルリピートバッグ」の引き合いが増えつつある。ワンウェイの使い捨てではなく、使用できる部分を繰り返し利用できる部分を繰り返し利用するという視点での環境対応が注目されているようだ。
同製品は、バッグとリフティングベルトを面ファスナー4カ所で固定する構造で、バッグ部分とリフティングベルトの分離が可能となっている。製品名の「ベル(ト)をリーピート」が示す通り、バッグを取り換えることにより、ベルトを繰り返し使用することができる。このため製造や廃棄にかかる環境負荷の低減につながるという。
同社のフレキシブルコンテナは、ワンウェイ用途でありながら、ベルトは通常の6倍荷重に耐えられる強度を備える。一度限りで廃棄するには無駄が大きく、再利用の可能性に着目し「プラスチック製品を扱う企業として、樹脂使用量の削減につなげたい」と検討を重ね、製品化に至ったとしている。
ベルトを分離したバッグ単体では、通常の1t用フレキシブルコンテナと比べ、1枚当たり約32%軽量化。廃棄時に発生するCo2排出量の削減になる。
なお、バッグとリフティングベルトは、排出口の有無に対応した形状を用意し、食品衛生法への適合も含め、従来品と同等の作業性と安全性を確保した。複数回使用することを前提に、リフティングベルトにはロープ吊り仕様を採用し、耐久性と強度の向上も図っている。
使える部分を繰り返し使用することで、廃棄物を減らすという発想に対し、業界内で関心が高まりつつあるという。一方、新たな取り組みであるため「まずは試験的に導入し、現場の声を吸い上げたい」としており、今後のライアップ拡充や仕様改良にも前向きな姿勢を示している。
(包装タイムス2026年2月2日より引用)