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剥離機能付き容器を提案 TOKYO PACKに参考出展

(画像は公式サイトより引用)

出光ユニテックはTOKYO PACK 2022で、密封性と開けやすさを両立した「マジックトップ」を活用した食品向け容器を参考出展した。出展したのは「自動通蒸パッケージ」「ワンハンドパッケージ」「チャイルドレジスタンスパッケージ」の3種類だ。

蓋材および剥離層の溶着部分に圧力がかかることから、内圧と外圧に強く、商品の移送時や段積み時の衝撃にも耐え、密封性が保持できる。また、開封時に剥がす箇所とシールで溶着している箇所が異なるため、子どもや高齢者などの力が弱い人でも容易に開封が可能なバリアフリー設計だ。

自動通蒸パッケージはマジックトップに通蒸口から自動で蒸気を通す「自動通蒸機能」を加えており、加熱時の破袋を防止できる。従来品ではできなかった、蓋をしたまま電子レンジでの加熱が可能になった。

ワンハンドパッケージはマジックトップと同社の特殊シール盤技術により、片手での開封を可能にした。容器のポケット部を押しつぶすことで取り出し口のシールが剥がれ、手を汚さずに内容部と容易に押し出すことができる。使い切りの調味料やゼリー、ジャムなどの容器として提案しているという。

チャイルドレジスタンスパッケージは、フランジ部分からフィルムを剥がし、本体を開封する段階の開封手順を採用。蓋材と容器が強接着されており、従来品の様に開封できないため、子どもの誤飲や誤植、誤使用のリスクを低減している。高密封性があり、ボイルやレトルト殺菌が可能だ。

包装タイムス2022年11月21日引用

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