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特集記事

バイオマスCPPの自立袋

(画像は公式サイトより引用)

オーセロは“省資源化”や“減プラ”などユーザーの要求に応え、植物由来のバイオマス配合CPPフィルムを使用した「グリーナーバッグ」を営業提案している。「イラストがかわいいバッグ」と人気も高く出荷量を伸ばしている。

同社は、各種フィルム・紙・不織布の加工で広く知られる優良企業。セロハンの製造加工から始め、時代のニーズの多様化と合わせ環境配慮型製品の取扱量が増加している。

SDGsへの具体的な取り組みが注目される中、セロハン素材の「セロパッキン」はじめ、ウッド、紙を素材とする各種パッキン、パルプ100%の不織布、食品ロスを減らし鮮度保持機能を持つ「オーセロフレッシュ」など提案する独自製品が脚光を浴びている。

また、バイオマス配合のCPPフィルムを使用した「グリーナーバッグ」が好評だ。同社によれば「“Greener”には“環境にやさしいこと”という意味があり、できることから少しずつはじめようとの意味が込められている」として、印刷も植物由来のバイオマスインキを使用。

底マチがあり、自立性に優れ、トレーなどの容器は不要で袋の底部分にバイオマスマーク表示が明示されている。フィルムの厚みは50㎛で繰り返し使用も無理なく行え、CPPフィルムの風合いを備え、小判抜きの持ち手で利便性も高い。

ユーザーから「ハッキリとした色合と笑顔のイラストが可愛い」と評価する声も上がっている。

 

(包装タイムス2024年1月29日より引用)

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