（画像は公式サイトより引用）

廣川は、‟推し活”市場に向けた飲食用資材パッケージの「#推しパケ」を展開し、イベントやコラボカフェでの需要に応えている。小ロットから対応し、セミカスタマイズでオリジナルのパッケージを作ることができる。特別感や限定感を演出することで消費者の購買意欲を高め、売上単価の向上にもつなげる。

同社は、思わず消費者が購買してしまうような仕掛けのある包装資材「消費喚起型材」の企画開発に力を入れており、その中でも同シリーズは「イチオシを応援する人」を支援することを目的としている。スポーツ観戦やフェス、季節のイベント、アニメキャラクターなどにちなんだメニューを提供するコラボカフェなど、多様なシーンを想定。オリジナルデザインのパッケージを少量からOEM制作できるため、企業やイベント主催者が気軽に独自のグッズを作ることができる。

同シリーズには、幅広いパッケージ関連資材を取りそろえている。スポーツ選手の写真やロゴなどのデザインを印刷できるPP製のドリンクカップ「スーベニアカップ」や、同じくフード容器「スーベニア丼」は、手軽な記念品として最適だ。これまでにも多数の採用実績を重ねている。また、ストローに取り付けられ、飲み終わった後は外して利用することもできるアクリルチャーム「ストローチャーム」は、100個からの小ロット販売に対応。小規模なイベントでも販売できるオリジナルグッズとして人気が高い。

そのほか、自由なデザインが可能でドリンクカップに巻いて取り付けることができる「ドリンクマーカー」、PETボトルを首からぶら下げることができスポーツ観戦に便利な「ペットボトルホルダー付きネックストラップ」、キャラクターなどを印刷したアクリルスタンドが付き、写真撮影や飾ることが可能なドリンク用の蓋「アクリルリッド」と、豊富な選択肢を用意している。

推し活市場は、さまざまな年代・性別の消費者に支持されており、拡大を続けているという。若年層のみならず、購買力の高い30～40代も市場の成長を支えている。同社はシリーズをさらに拡充し強化していく考えで、今後はキャラクターグッズやコラボメニューをより引き立て、写真を撮りたくなるような工夫をこらした製品の開発にも力を入れていきたいとしている。

（包装タイムス2025年4月7日より引用）