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段ボール製保冷ボックスが好調 

(画像は公式サイトより引用)

多田プラスチック工業はの段ボール製保冷ボックス「クラフトクーラーキューブ」が好調だ。他社とのコラボ商品が続々登場しており、段ボール製で折り畳めるという特長を生かした新たな保冷ボックスの使い方がさまざま展開されている。

冷蔵庫などに使用される25㎜厚のウレタン発泡材と段ボールを接着したボード2枚を、キューブ状にはめ合わせるだけで保冷ボックスに早変わりする同製品。一般的な保冷ボックスと比べ、高い保冷性能を誇る一方、低コストで、軽量な点でも優れる。使用しない時はコンパクトに畳んで収納することもできる。

こうした特長を生かし、昨冬に有名通販企業とコラボして防災グッズとしてのデビューも果たした。非常時でも食品を無駄にすることを抑え、日常では、冷蔵品などの一時保管庫などとしても使うことが提案されている。カラフルなイラストが表面に印刷されており、インテリアとしてのデザイン性にも適合しているようだ。

これまでオプションとしてロゴ印刷や、防水段ボール、カバー装着などを提案してきたが、企業からの用途提案により、それぞれの要望に合う仕様で開発を続けてきた。インテックス大阪で開催された関西物流展でも、ベルトや取っ手を取り付けて持ち運びやすさを向上させた事例や、鍵を取り付けて置き配ボックスとして活用されている事例などを多数紹介。来場者からの要望にも耳を傾けた。今後もさまざまな展開が期待される。

 

(包装タイムス2024年5月13日より引用)

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