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梱包資材ごみを5割削減

(画像は公式サイトより引用)

小林製薬はヘルスケアカテゴリーの什器一体型製品の一部で、販売店舗へ納品する際の梱包方法を変更した。これにより、梱包資材ごみを重量比換算で従来から約50%削減する。ヘルスケア業界で先駆けとなる活動であり、今後は社内で水平展開していく。

店舗の陳列棚に設置する什器一体型製品は多品種でサイズや形状も多彩なため、これまでは段ボールの緩衝材を組み合わせて対応していた。今回、一部製品で、同社初となるシュリンクフィルムとエアクッションを梱包資材に採用。製品形状に合わせてシュリンクフィルム、段ボール台紙、エアクッションのうち1つ、または複数を使う。フィルムは開封しやすい材質を選び、背面に切れ込みを入れている。

導入製品の梱包材使用量(重量比換算)は、発売中の「アットノン ニキビあとケアジェル(吊下げ型)」で約50%削減、「フェミニーナ軟膏(ボックス型)」で約54%削減を実現した。担当者は「今後も、設計した製品が使用を終えて廃棄されるまでのサイクルに責任を持ち、お客様にも環境にも配慮した製品開発に取り組む」とコメントしている。

 

(包装タイムス2023年4月17日より引用)

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