パレットパターンのご紹介
荷物を運ぶ時、パレットに段ボールケースを積んで輸送しますが、1つのパレットを最大限に効率良く使用することで、輸送時の効率化・コスト削減にもなります。
代表的なものをご紹介させていただきます。
<レンガ積み>
・荷崩れを起こしにくい
レンガ積みは、1つの段で荷物を縦横方向に向きを変えて積む方法です。
各段の配列は同じですが、段を重ねるごとに向きを180度変えて積み上げるのが特徴です。
荷崩れを防止する効果が高いだけでなく、検品の際に商品が見やすいということで、倉庫へ納品する際の基本の積み方となっています。
<ブロック積み>
・多くの荷物を効率よく積めるが荷崩れや層割れをおこしやすい。
・最も単純で簡単であり耐圧にも優れている。
ブロック積みは、レンガやコンクリートブロックで塀を作る時のようにすべて同一の方向に並べ、各段の配列も同じにして積み上げる方法です。
これは、最も単純で簡単な方法ですが、前後左右の揺れによる荷崩れを起こしやすいので、積み上げた後はしっかり固定しましょう。
<ピンホイール積み(風車積み)>
・中央で通気するため、温度管理の必要な荷物に最適
ピンホイール積みは、荷物の縦横を風車形に組み合わせつつ中央に空間を設けて配列する方法で、別名”風車形積み付け”とも言われています。
長方形の荷物を正方形のパレットに積む際によく使われ、耐圧には弱くなるので重すぎるものには向かない。