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人手不足、作業量過多を解消

段ボール什器が大いに貢献
スパイス
オシャレに見えるよう全体に水玉を印刷

雑貨企画・製造・卸を行うスパイス(名古屋市天白区)が独自開発した段ボール什器「ZAKKA MARKETTI(雑貨マルケッティー)」。
検品や開梱作業の負担軽減などで話題だ。
同製品は、自社小売店「COTTONY」のほか、取引ショップに雑貨商品を卸す際にセットで販売する什器として2018年8月から提供を開始した。
倉庫で荷物を保管・運搬するためのパレットをイメージした形状にドットプリントを施し、雑貨商品をセットした状態で各ショップに届くため、簡単な開梱手順でそのまま店頭に並べることができる。
現在、自社商品の規格に合わせた4サイズ、複数カラーで展開中だ。
同社によると、雑貨店の仕事で最も労力がかかる仕事として意見に挙がるのが開梱作業だという。
季節による商品の入れ替えやディスプレイチェンジが多く、商品を箱から出して陳列し、空箱を片付ける作業に時間がかかっている。
さらに、雑貨を出荷するメーカーとして「出荷前検品後、元の箱に戻す作業も労力がかかる」ことも課題となっていた。
双方の作業を一本化することで作業負担を減らすべく、同製品の開発に至った。
運搬・ディスプレイいずれにも耐えられる強固さのために段ボールの方向や厚みも考慮して設計した。
また、仕切りを利用して、商品同士の接触を防いだり、段積みができるようにもなっている。
パレットのように一番下がゲタ状の台になっており、すき間に手を入れて運びやすさも備えた。
昨年末には累計出荷数が6万パックに到達した。
実際に導入している売り場からは「営業時間短縮で人員削減の中、すぐに売り場へ設置できるので便利」「しっかりしながらもシンプルな梱包で陳列やごみ処理が削減でき、接客に集中できる」「目に留まりやすい売り場作りになった」と非常に好評だ。
この評価に担当者も「店舗での作業時間短縮が一番の目的で、それにより空いた時間を有効活用していただけているのでは」と喜ぶ。

 

2022年4月18日包装タイムズ引用