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【紙製結束テープが好調】 バナナの小袋結束にも採用

2021年4月12日包装タイムス引用

某ゴム製品メーカーが手掛ける紙製結束テープ「バッグシーリングテープ 紙」が好調だ。野菜や果実、パンなどの小袋を結束するテープとして広く使用されている。
昨年には、国内トップレベルのバナナ販売量を有すスミフルジャパンが「バッグシーリングテープ 紙」を採用。プラスチック使用量削減に貢献する包装資材として人気を博している。

同社が「バッグシーリングテープ 紙」を上市したのは、今から5年前。
もともとはPET基材をベースとした結束テープを展開していたが、易開封の要望を受け、機材の見直しを図り、手切れ性の良い紙基材の採用を決めたという。
ただし紙の場合、耐水性や耐強性を持たすことはできないため、同社では、独自の塗工技術で、耐水性や耐強性のある青果物専用の結束テープを完成させた。
耐水性については、チルド環境で保管した際も、問題のない仕様とした。結露に強い特性をもたせ、運送時や店頭での破れを一切防ぐという。
強度については、重さ550㌘程度の内容物にも耐えられる設計とした。例えば1房のバナナが入った小袋に結束した場合も、優れた耐強性を発揮する。

さらに粘着面には同社がオリジナルで配合した天然ゴム系粘着剤を使用しており、合掌貼りで強い粘着力を持つという。
近年のプラスチック問題を受け、紙の優位性に着目するユーザーが増加。新規分野からの問い合わせも増えているという。

カラーバリエーションも豊富に展開。特にクラフト色が最も人気で、ベーカリー分野での採用が増加している。
また、5月には赤もアインアップへ追加し、幅広いユーザーに使用してもらえるよう取り組んでいる。
コロナ禍を受け、陳列商品の個包装化が進む一方、海洋プラスチック問題の議論も加速しており、各店舗ではコロナと環境、両方の対策が求められている。
同社ではエコフレンドリーでありながら、消費者の立場を尊重した製品であることを強調し、より一層の販売強化に取り組む構え。