Report

特集記事

食べきりサイズ試して

(画像は公式サイトより引用)

精工は、量販店などの青果売り場向けに通常の2分の1サイズで製品化した作物別少量目パッケージシリーズ「たべきり少量パック」を提供しているが、12月31日までの期間限定で、試して納得「たべきり少量パック」キャンペーンの営業提案を積極化しており、好評を得ている。「核家族化のニーズに合わせた少量サイズ」としており、キャンペーンを通じ製品特徴が感じられるようにと‟試して納得”を強調しながら一層の拡販に努めていく考え。

同社が受信登録者向けに定期配信する「SEIKOU Online News」の最新号で紹介するのが、「たべきり少量パック」試して納得キャンペーンだ。素材はOPP防曇袋でサイズ感を確認できるように現物をそろえ、期間中に応募すれば全10種類の‟お試し”使用が可能。製品の使い勝手など直接、触って確認ができるというものだ。

「たべきり少量パック」は、消費者が従来の量目では使いきれないという悩み、使いきれずに破棄する「食品ロス」の問題にも貢献することをコンセプトに製品化した店舗販売用成果物パッケージのシリーズ。同社では、「同製品の開発は、その日の作物の種類、消費者のその時の都合に応じて選択されず、食べられることなく廃棄されてしまう『食品ロス』を減らせられるのではとの考えからスタート」したという。

食べきれる量だけ購入できるので、買い過ぎを防ぎ食品ロス対策となり、「一人暮らしにもちょうど良いサイズ」となっている。

パッケージの表裏面に工夫が施され、陳列に便利なように表面はリバーシブルデザイン(ニラ、みずな以外)となっており、裏面は‟楽しく学べる”ように食育カルタが印刷されている。「小さなお子さまにも野菜に親しみを感じてもらいたい」という思いを込めてデザインしている。

1911年(明治44年)の創業以来、‟新鮮と安心を包む”を基本理念に、同社はフィルム2次加工メーカーとして‟環境にやさしい安全な包装資材を提供する”ことに注力しており、「くるりんぱシート」「薄包」など多くの製品が評価を得ている。

 

(包装タイムス2025年10月13日より引用)

More Archives

Co2排出が実質ゼロの板紙

#413 特集記事 2025.09.03

Co2排出が実質ゼロの板紙

輸送包装の課題に対応

#423 特集記事 2025.10.02

輸送包装の課題に対応

過程を楽しむ”箱”

#426 特集記事 2025.11.04

過程を楽しむ”箱”