
過程を楽しむ”箱”
(画像は公式サイトより引用)
福永紙工は、1枚の紙を組み立てて作る「COLOR(カラー)」を開発し、同社のオンラインショップおよび直営店舗の「スーパーペーパーマーケット」などで発売開始した。
色と形の美しさにこだわった箱型プロダクトで、鮮やかな発色の5種類の幾何学立体構造が特徴。展開図の状態から箱を完成させるプロセスを楽しむインテリアとして位置付けている。もちろん、中にモノを入れることもできる。
デザインを手掛けた本山真帆氏は、日本デザインセンターを経て独立後、ウィンドーディスプレーや紙立体を用いたデザインなどを手掛けるデザイナー。自主制作活動として、展開図からさまざまな紙の箱を制作している。紙器パッケージと同様、折り目はミシン目加工を施しており、組み立てやすいように設計。小さな子供から大人まで楽しめるよう、組み立て順が分かる図解や組立動画を用意している。
素材には、プレーンな風合いを持つカード紙「ケンラン」を使用し、硬質でありながら軽やかさをもつペーパープロダクトに仕上がっている。カラーバリエーションは、オレンジ、グレイ、グリーン、ブルー、イエローの5色。
(包装タイムス2025年8月25日より引用)