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強靭なポリ袋が成長鮮明

(画像は公式サイトより引用)

リュウグウは、独自の配合技術により実現した強靭な袋「超ポリ」シリーズが成長軌道を鮮明にしている。“抜群の強度”“厚みを抑える”といったコンセプトで製品化され食品分野から工業製品まで受注を得ている。今年3月、代表取締役社長に就いた越智保治氏は、「食品現場の小分け用から機械部品工場の搬送用など幅広く採用をいただいている。今後も工業分野への製品周知に努め、ユーザーの課題解消に貢献したい」と拡販に意欲を見せている。

“夢のポリエチレン袋”として抜群の強度、保管場所の削減、厚みを抑えCo2削減に寄与するとして「超ポリ」シリーズが出荷量を伸ばしている。

シリーズには二つのグレードがあり、「Gタイプ」「Sタイプ」がそれ。Gタイプは伸びを抑えた強靭な袋としての特長を備え、重量物を入れるのに最適だ。採用事例として、鶏肉10㎏用、業務用パン粉の配送用、味噌、業務用塩などの配送用、ボルト、ナット入れなど。

Sタイプは汎用性の高いLLDPE袋として、食品現場の小分け用、部品工場の搬送用、出荷用段ボール内袋、食品材料の保管、粉物混合用などの用途で事例が多いという。

越智社長は、「一般ポリ袋50㎛厚のものなら超ポリは30㎛厚のものと同等の強度を実現することで、“減プラ”による環境負荷軽減に寄与するとの評価もある。今後も製品を通じ持続可能な社会実現に寄与していきたいとしている。

 

(包装タイムス2024年8月5日より引用)