使用済みストレッチフィルム再資源化 空き容器回収袋として有効活用
(画像は公式サイトより引用)
伊藤園と日本アクセスは、物流倉庫で排出された「使用済みストレッチフィルム」を再資源化し、空き容器回収袋などに再利用する仕組みを構築し、東京都の一部地域で導入を開始した。
伊藤園が利用する物流倉庫で排出される、工場からの輸送に使用した「使用済みストレッチフィルム」を、リサイクル材へと加工紙、空き容器回収袋などの原料の一部として使用する。
今回、東京都の一部地域を対象に同仕組みによりリサイクル材100%の回収袋に切り替えることで、CO2排出量を1枚当たり60%削減、年間では約95トン削減できる見込みだという。加えて回収袋の製造は国内で行うため、海外製品の調達と比較してもCO2排出量の削減につながるとしている。
これまで、ストレッチフィルムについて、使用後に廃棄焼却などを行っていた。再資源化し、自動販売機横リサイクルボックスの空き容器回収袋として再利用することにより、2社はカーボンニュートラルと持続可能な社会・環境の実現に貢献する考えを示した。
包装タイムス2023年1月1日・2日引用