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洗顔せっけんを紙包材に刷新 プラ削減でコストダウン実現

(画像は公式サイトより引用)

美白高機能歯磨き粉の開発で知られる日用品メーカーのサンギは、同社のスキンケアブランド「HAP+R」の枠練り洗顔せっけん「フェイスソープ」のパッケージをプラスチックから紙に刷新した。環境に配慮したFSC認証紙を採用し、プラスチック資材を削減したことでコストダウンも実現している。

新パッケージには、スキンケア用リン酸カルシウム「アパリン」を象徴する六角形の化粧箱が採用された。側面の小窓からは中身が見えるようになっている。FSC認証紙を使用しており、持続可能な森林資源で伐採された木材であることが証明されている。

同商品は2層式の洗顔せっけんで、白い層には毛穴汚れを除去するアパリン、クリア層には保湿成分が配合されている。アパリンは高い洗浄補助機能を持ち、参加した皮膚や古い角質を選択して吸着し、肌の潤いに必要な皮脂は残すことができる。

同社は、骨や歯の主成分であるハイドロキシアパタイトを基軸とした商品の研究開発を行う。HAP+Rでは、同成分をスキンケア用に改良した、アパリン配合の洗顔料を販売。ブランド共通のグリーンフローラルの香りが特徴で、立地クレンジングクリーム、クレンジングクリーム、フェイスウォッシュ、フェイスソープの計4種を展開している。

包装タイムス2022年10月3日引用