業界横断でリサイクル推進 使用済みプラ容器を回収
(画像は公式サイトより引用)
カルビーは、日清オイリオグループ、三友プラントサービスと「道の駅 みのりの郷東金」で使用済みプラスチック容器の回収実験を11月5日から12月4日まで実施した。同回収実験は、使用済みプラスチックの再資源化事業を行うアールプラスジャパンに資本参加している3社による業界横断の取り組みで、開発中のリサイクル技術への適用の検討や容器の品質、量を調査しプラスチック容器資源循環の可能性を探るとしている。
東金市が可燃物としている油分が含まれるドレッシング、調味料の容器や菓子、シリアルなどの袋を対象に、道の駅 みのりの郷東金(東金マルシェ付近)で回収を実施している。
菓子などのプラスチック袋は、使用後に水ですすいで乾かした状態で回収する。ドレッシングや調味料は逆さにして油を出し切り、容器をつぶした状態で回収するよう定めている。いずれもメーカーを問わないとしている。
回収箱は、2020東京オリンピック・パラリンピックの選手村として使用されたビレッジプラザの資源回収箱を採用している。千葉県産木材を「木材リレー」で再活用した回収箱は、オリンピックのレガシーとして「道の駅 みのりの郷東金」へ設置されている。
また、東金紙が6月から導入している分別アプリ「資源循環アクション」から市民が回収箱へ投入する際にQRコードや写真を撮影するとポイントが付与される仕組みとなっている。
包装タイムス2022年11月28日引用