環境配慮型包装に切り替え完了 「お客様優先」で使い勝手変わらず
(画像は公式サイトより引用)
ピエトロは、環境課題への取り組みの一つとして、容器・包材を環境配慮型製品に切り替えることを推進している。今年6月にはボトル入り液状パスタソース「おうちパスタ」6品で使用するボトルをリニューアルし、使用するプラスチックの約30%を、「現段階で当社が最良と考える素材」として植物由来(サトウキビ)原料使用のバイオマスプラスチックに変更し、バイオマスプラスチック素材への切り替えを完了した。
同社・広報室の岸本由樹子氏によると「お客様の使用感・使い勝手に違和感がないことを最優先に、パートナーの凸版印刷と協力して開発した」。20年に策定した同社が目指す未来を明確に示す「PIETRO VISION(ピエトロビジョン)」をもとに、「お客さま、働く私たち、社会の三方良しでないとSDGsは達成できない」という思いから、「地球の健康に貢献」という目標のもとSDGsへの取り組みを推進。今回のバイオマスプラスチック配分量についても、手触りや開閉時にボトルを握った時の使用感、輸送時の強度など安全性の検証も重ねることで決定している。
同社は今年3月、「2030年までの環境配慮製品の切り替えへのロードマップ」を公表。25年までに「自社製品御尿器を100%環境配慮型製品へ切り替える」ことを目標に設定し、22年末の目標としていた59%をこのほどのリニューアルで達成した。
包装タイムス2022年8月8日引用