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堆肥化可能な紙トレー 豪メーカーと共同開発

(画像は公式サイトより引用)

独BASFとオーストラリアの食品パッケージメーカー、Confoil(コンフォイル社)は、堆肥化が可能な電子レンジ・オーブン対応の紙製トレー「DualPakECO(デュアルパックエコ)」を共同開発したと発表した。
トレー内側がBASFのバイオポリマー「ecovio PS1606」でコーティングされている。
BASFの生分解性樹脂「ecoflex」とPLAのコンパウンドである同ポリマーは、紙や厚紙製パッケージのコーティング用に開発されたもので、堆肥化認証を取得済みだという。
通常のオーブンや電子レンジで加熱でき、冷蔵や冷凍も可能。
油脂や液体、臭気に対して優れたバリア性を発揮し、鮮度や風味を保持する。
ラザニアやカレー、炒め物など冷蔵や冷凍で販売されている惣菜・加工食品のほか、ケータリングやテイクアウトでも利用できる。
使用後は紙としてリサイクルできるほか、有機ごみと一緒に堆肥化処理が可能。
両社では、同トレーによって食品残さや食品で汚れたパッケージの有機リサイクルが進み、食品廃棄物の埋め立てや焼却からの脱却を促進するとしている。

包装タイムス2022年8月22日引用

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