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パッケージを紙に刷新 ブランド初の家庭向け商品

(画像は公式サイトより引用)

大王製紙は、リサイクルパルプを100%使用した「エルヴェール ペーパータオル」のパッケージをフィルム包装から紙包装に刷新し、9月21日から全国発売した。「エルヴェール」ブランドから初となる家庭向け専用施用品だという。

同商品は、従来のフィルム包装から紙包装にすることでプラスチックの使用量を約32%削減するとしている。ペーパータオルには水に強い「ウェットクレープ製法」を採用。クレープとは紙に施す“しわ”を指し、クレープをつけることで紙に伸縮性や吸水性を持たせている。リサイクルパルプを乾燥させる前にクレープをつけることで、紙厚が高くなり、水にぬれても破れにくいという。

ライフスタイルの変化に伴う在宅時間や調理頻度の増加に伴い、ペーパータオル市場は拡大。一般家庭の衛生意識の変化から、プロフェッショナルユースとして販売していた「エルヴェール」で初めて家庭向けに発売する。

同社は、“世界中の人々へ やさしい未来をつむぐ”を実現するため「衛生、人生、再生」というビジョンを掲げている。持続可能な原材料の利用促進や森林保全、生物多様性の維持などに努め、循環型社会の形成に取り組むとしている。

包装タイムス2022年10月17日引用