再生PET80%以上実現 透明性と自立性、モノマテ提案
(画像は公式サイトより引用)
進栄化成は、再生PET原料使用率80%以上を実現し、高透明性と自立性を備えた「S.O.POUCH(エスオーパウチ)」が注目されている。高い水準のリサイクル原料を用い製膜した60マイクロメートル厚無延伸A-PETフィルムをシーラント基材で使用。環境配慮の観点から新たなモノマテリアル(単一素材)包材の提案として脚光を浴びている。
同社は本社工場で稼働するA-PETシート製造装置を駆使し、「エスオーパウチ」の基材で60マイクロメートル厚の無延伸A-PETフィルム「KA-10」を製品化した。リサイクル原料使用率100%という他にない製品を基材に用いることで、延伸PETフィルムとのラミネート構成で「再生PET原料使用率80%以上を実現した、PET基材100%のモノマテパウチ」として提案できるのが特徴。
無延伸A-PETの基材特製で高い透明性を備え、フックでの吊り下げや棚の陳列時にも安定した自立性を保持。スタンディングパウチなどに製袋すればディスプレー効果も高く、製品訴求力、高級感も併せ持つ。
TOKYOPACKでは採用製品の展示を行い、加工サンプルの配布も行い、来場者から反響を得ていた。
包装タイムス2022年11月7日引用